Dr.Gary Weaver- Homeopata
有名なホメオパタのDr.Gary Weaver-ガリー。
私のパートナーのAntonio Gil-アントニオ ヒル(プラナーダ)がセヴィリアでの彼のコースの通訳を務めたことがきっかけてお会いする機会があった。
ガリーは木曜日の午後にセヴィリアに着き、アントニオはお迎えに行きホテルまで送ったと言って帰ってきたので、
「大学からは誰も食事に連れて行ったりしないの? 夕食にお誘いしたら? あなたの通訳のためにも彼のネイティブな英語になれておいた方が良いのではない?」と、電話をかけさせた。
日本には接待というものがあるが、こちらにはないらしい、家族を大切にするというか?翌日からの仕事に備えさせると言うか??? まあ、ある意味イージーゴーイング。
ガリーは喜んでアントニオと食事に行った。
El Rinconchilloというセヴィリアーナから愛されているアンティークなバールに連れて行けという私の指示で、そこで会食となりゼビリアのホメオパシー協会の会長や、セミナーに参加するサラゴッサのホメオパシーのラボラトリーメンバーやら6人が集まったらしい。
ガリーに「奥さんも」(私のこと)と、誘われたが、私はお断りした。
セミナーが終わった時も打ち上げの席をオーガナイザーが珍しくもうけ、私はまた誘われたが、他の用がありお断りした。
そして、月曜に彼からまた食事に誘われ、わたしは、今回は断ったら悪いと、お受けした。
有名な先生だから緊張したが、彼がとてもユニークに、冗談を沢山言って私を笑わせてくれた。
ライトがまぶしいと言ったら、席を変わってくれるところ、アイリッシュ ゼントルマン。
そして、「ここに住むのはどう?幸せ?日本は恋しくないの?」と聞かれた。
サイキック!
その日の朝、日本から離れている不安で大泣きしたのだった。(こんなことは年に一度あるかな?くらいで、めったにないのだが、)
「春と秋の日本の美しさは恋しくなる。」「それにあまりにもカルチャーが違いすぎるから、時々戸惑うこともある。」
と、話したら、「よくわかるよ。愛だけで他の土地に住むのは難しい時があるよねー。」と
彼もアイルランド人だが、インドやアメリカの異国の体験があり、今はイギリスに住んでいる。
ホメオパシーを学ぶきっかけは、インドの病院に勤めていた時、重病になり、そのとき、一緒の病院にいたポメオパタがレメディーをくれて、すぐに良くなり、この効果に驚き、夢中になり、
医学部卒業後にインドで初めてメオパシーのトレーニングを受けて、アメリカに渡ったり、イギリスやインドで働いたりし、
今でもインドやパキスタンの病院で年に何度かボランティアでホメオパシーの診療するらしい。
アメリカやイギリスの病院では予防接種を打たないと働けなくなってきていること、(薬品会社の陰謀)彼もアメリカの病院で働いていた時に予防接種を拒み、徐々に徐々に時間をかけてプッシュされ、最後はNoといって、働けなくなったこと、
レメディーの作り方や、ホメオパシーに対する彼の考え方、
ホメオパシーの創立者Dr.ハネマンの墓参りにパリに行ったこと。
ハネマンへの忠実な思いを語ってくれた。
彼はホメオパシー病院を建てたいので場所を探していると言っていた。
20部屋くらいの患者が入院出来るスペースを持つ場所をスペインに・・・。
そんな病院は今スイスに1つあり、そこはもう患者さんがあふれて受け入れることができないので、次のものが必要だと思う!と
私もそれが本当にできたらすごいことだ!と思った。
お母様が27件レストランを経営していたという超グルメの彼、「ぼくは何でも好きだー。特に寿司!」
「ゲリー、今日は月曜だから魚屋さんはお休み。新鮮なおさしみ食べられないのよー。」と私。
だからポークのたたきというものを注文してた。
「だけど、ポークって寄生虫がいるからしっかりクッキングしないといけないんじゃない?」といったら、
「それは過去の話だよ。今は大丈夫だよ。」と美味しそうに白ワインと食べて、
「料理は家でよく作るよー、プリンを作る時は卵を10個使う!」と笑っていたー。
「10個も卵を使ってプリンってどんなにデカイの???」私としてはびっくりしたけど。
食事の後にタクシーまで歩く時に「通風かも?」と足を引きずっていたけど・・・。
仕方ないねー。
コンピューターはWindows派、マックは「ゲー!金儲け主義!」と言ってた。
彼はホメオパシーのプログラムOpen Repのクリエーターだ。
(このプログラム4カ国語に訳されていて、早くてとても使いやすいとアントニオは言っている。)
自分のホメオパシーの学校も持ってる。
そんな仕事をしているのに、マック嫌いとは・・・。
変わってる!
ホメオパシーが迫害を受けているが、それでも、前向きにがんばってる!
何でも知ってるこの気のいい、優しいおっちゃんに会えって、
家に帰る道のりに私の心が温かくなっていた。
1日に14時間仕事すると言うゲリー、Dr.でなく、自然なヒーラーで人間としてとても美しい人。
あえて良かった〜。
アントニオのことがとっても気に入ったみたいで、次回も通訳をとお願いされていた。
私はとてもうれしかった・・・。
Thank you Gary...
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ガリー、写真は苦手だそうです・・・。無理言ってとってもらいましたー。;)